自分の目で確認するまで疑え

自分の目で確認するまで疑え

このブログの第一回目から

再三にわたって言ってきていることなのだが

やり取りを通じてとにかくこれはまずいなと思うのが

とあることが出来ていない人が多くて

ちょっとこれはマズいなと…

 

この積み重ねが

のちに大事故を起こしかねないことであるということを

本日は注意喚起したいと思います

すごく大事なことなので

これを読んだ上司の方は

必ず実践するようにしてください

 

まず、みなさんとてもいい人で

本当に優しいんです

素直に話を聞いてくれるし

飛んでくる質問もすごく純粋なものです

天国と地獄なんてものが本当にあるのなら

皆さん間違いなく天国に行かれる方でしょう

 

そして本当に仲良くなると

その人を信用しすぎてしまう

月謝を取るとかサブスクとか

私と皆さんの間に金銭は発生しないけど

提供する側とされる側で

立場に違いが生まれることもある

お互い大人の人間同士

平等であるにもかかわらず

先生と生徒のような関係にも

時には見えてしまう

 

これがさらに妄信的になると

どうなってしまうのか?

自分はそんなことないよ、大丈夫

皆がそう言って大切な人に足元をすくわれる

 

安心して、信頼して

任せたのに裏切られる

皆さんがいい人であるが故に

仲がいいから関係を崩したくなくて

言うべきことを言えずに我慢して

黙っているが故に事故が起きる

 

確証がない疑いには

可能性が残るが故に

人は批判的な意見が言い難くなる

 

自分の目でも確認したことならば

自信をもって批判できる

だって100%違うもの

これが今日のタイトルにつながる

自分の目で確認するまでは疑えという話

信用して人任せにして

世の中上手く回ることなんてほとんどない

それでお金の問題が成立するパートナーが居たら

本当に神がめぐり合わせてくれた運命と

感謝して祈っていいレベルだ 

 

会社の上司というものは

報告を受けて成果を確認することが仕事なのだが

それをデータの数字だけで見て

実際に現場ではどのようなことが行われているのか

それを確認しない者が非常に多い

 

「信用しているから任せている」

それはわかる

でも、何かあったときに

「知りませんでした」は通用しない

必ず定期的に自分で出向いて

確認するようにしなければいけないのだ

 

部下の報告など話半分に聞いておけばいい

そして最終的に自分で見に行くくせに

何度も何度もそれで間違いないか?

そう確認してやればいいのだ

そのくらい「目障りでイヤな奴」じゃないと

上司は務まらない

この点が出来ていない方が非常に多いとお見受けする

 

いい人なだけではいけないのだ

それでは自分の職場の人間関係をコントロールできない

影響力も次第に劣っていき

部下も言うことを聞いてくれなくなる

良くも悪くもいい人なだけでは

「舐められる」のだ

 

何かのプロジェクト等で

視察に行く機会があったら

信頼する部下を行かせてみたらいい

報告の際に何をどう自分の目で確認したのか

そう聞いて少し詰めればいい

 

「ありがとう、内容はわかった

で、君はこれを自分の目でしっかり確認したんだろうな?」

ってね

 

そう教えておけばいつの日か

それがどれだけ大切なことなのか

わかる日がきっと来る

 

これはそのくらい大切なことで

実際に行ってみたら全く違うことだった

こんなことも当たり前にあるし

現地でプレゼンをやるように指示されたときに

まったくもってチグハグになることもある

 

その責任は全て責任者たる長が負うのだ

その時になって初めて部下を責めるより

前もって何度も確認している方が

どんなに楽なことか

 

そして仲良い人を妄信的に信用しない

言わば配偶者でさえ元々は他人なのだから

 

自分が何でも妄信的に信用して

任せきってしまうことで危機感が無くなり

家庭の貯金を使いこんだり

浮気に走ったりする

良くも悪くも舐められているから

そういう行動を起こされるのだ

 

しっかり普段からもっと気にして見ていれば

そういうことも起こりにくいし

ちゃんと見てもらえているんだなという

そういう気持ちも相手に植え付けるので

信頼関係も途切れることは少なくなる

「まぁ大丈夫だろう」で

放置することは本当に悪でしかないのだ

 

知り合いが持ってきた儲け話に

騙されて乗ってしまうのも

悪い例でしかない

ワンルームマンションを紹介されて買ってしまったり

クソ株を掴まされたり

お金を貸して逃げられたりと

友人間のお金がらみのトラブルは本当に多い

しかもそこまでされて

言い難いので「返せ」と迫れない

 

こんなことでは舐められて当たり前

どうせあいつは俺に言えないし

また迫ったら断り切れなくて

こっちの話に乗るだろう

仲が良いつもりでも

その程度にしか見られていないのだ

 

100%悪いはずの相手が

のうのうと我が物顔で生きていても

何も言わずに黙っているのが

「いい人」なだけの人の特徴

 

話を持ち込まれた時点で

今すぐに返事は出来ないと

突っぱねてしまえばいい 

 

5分でもいいからスマホで検索したら

回避できた話ばかりなんだよ

決定を下す前には

必ず自分の目で現状を確認してから

それが出来なければYesは言わない

あなたの責任者は

あなた自身でしかないわけだから

 

そしてそういう話を持ち込まれた時点で

こう言ってやってほしい

「まず君が自分でやって見せてほしいな」

「君が成功して大儲けするところを見たい」

「自分の目で確認したこと以外は信用しない」

これだけで十分

 

どんな話だろうが

怪しい儲け話は絶対にウソ

 

「そんなに儲かるなら誰にも言わず自分でやる」

「儲け話を人に売る時点で詐欺」

冷静に考えたらわかるはず

 

もしかしたらその友人も

騙され洗脳されて

君のところに来ているかもしれない

 

そんなんで失敗して

「大切な人に裏切られた」

とか言って精神病を患ったとか言われても

こちらも「とりあえず通院してください」

としかフォローしてあげられないからな

 

①わずかな疑いを常に持っておく警戒心

②必ず事実を自分の目で確認する

③その上で石橋を叩いて渡る

 

社会人であることに関係なく

誰にでもとても大切なことなので

絶対に忘れないように

今回のブログ記事でこれを覚えて帰ってください

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